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研究者のための社会実装ワークショップ特別企画「今がチャンス!GAPファンドへの道」シリーズ(全2回)(2023.12.7, 14)

 研究推進機構 産官学連携推進部門、教育推進機構 イノベーション教育部門、デジタルグリーンイノベーションセンター(CDG)では、研究者のための社会実装ワークショップ特別企画「今がチャンス!GAPファンドへの道」というテーマでワークショップ(全2回)を企画しました。
 2022年度は京阪神スタートアップアカデミア・コアリション(KSAC)の GAPファンドに本学から3件(バイオ:2件、情報:1件)が、採択されました。本年度(2024年2月公募開始予定)は、この規模が約3倍にスケールアップしており、研究シーズの社会実装に向けたより多くの大学研究者の取り組みに対し、研究・起業の資金を含む様々なサポートが受けられるようになっています。
 「自分の研究は『基礎研究』だから関係ない」と思っている研究者の方々にも、少し視点を変えたり、アドバイスを受けるだけでGAPファンドを獲得できるチャンスが十分にあります。このワークショップでは、「GAPファンドって何?」、「GAPファンドって、研究費として使えるの?」といった誰もがはじめに持つ疑問点から説明し、個別の応募への事案に対し相談も受け付けます。教職員のみならず、ポスドク、大学院学生の皆さんもこの機会に是非ご参加ください。

日時:2023年12月7日(木)16:00〜17:00、12月14日(木)15:00〜16:00
会場:ハイブリッド開催( オンライン(Zoom)+CDGコモンズ(学際融合領域研究棟1号館2階) (多数の場合、入場規制あり)
参加費: 無料(要申込)
申込方法: こちらからお申し込みください。
備考:
・このセミナーは本学学生の研究者の素養を養う科目「デジタルグリーンイノベーション特別講義」の単位認定に対応しております。詳細はシラバスをご覧ください。
・当日参加できない方も、後日、講演録画のリンクをお送りいたしますので、興味のある方はお申し込みください。

主催:研究推進機構 産官学連携推進部門、教育推進機構 イノベーション教育部門、デジタルグリーンイノベーションセンター(CDG)


各回の詳細

第1回「GAPファンドと研究成果の社会実装」
講師:樺澤 哲 博士(独立行政法人 工業所有権情報・研修館 知財戦略デザイナー)
日時: 2023年12月7日(木)16:00〜17:00
概要:「GAPファンドって何?」といった素朴な疑問や「GAPファンドは何に使えるの?」といった質問にお答えします。知財戦略デザイナーの立場から、大学の研究者における研究成果の社会実装に重要なポイントについて紹介します。

第2回「GAPファンド獲得とその向こう」
講師:光井 將一 特任教授(教育推進機構イノベーション教育推進部門)、樺澤 哲 博士(独立行政法人 工業所有権情報・研修館 知財戦略デザイナー)
日時:2023年12月14日(木)15:00〜16:00
概要:今年度におけるKSACのGAPファンドについて概要を説明し、その獲得に向けた重要なポイントを説明します。またGAPファンドを獲得した後、どのように事業化を進めるかについても紹介します。加えて、GAPファンドの獲得に向けた個別相談も受け付けます。

個別相談会
講師:光井 將一 特任教授(教育推進機構イノベーション教育推進部門)、樺澤 哲 博士(独立行政法人 工業所有権情報・研修館 知財戦略デザイナー)
日時:オンサイト(木曜日)、オンライン(日程調整可能)
概要:GAPファンド申請に関し、個別相談を実施します。
  例 ・申請可能か?
    ・申請書の作成(ビジネスプラン、知財戦略、市場動向、競合技術など)
お問合せ:ご希望の方は、日程調整しますので、以下にご連絡ください。
  産官学連携推進部門・塚本 E-mail:ip-3f@ip.naist.jp


講師紹介:
樺澤 哲(かばさわさとし) 氏
松下電器産業株式会社(現:パナソニック株式会社)本社技術部門にて音声処理技術の研究開発に従事後、同社コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)をシリコンバレーで創設して現地責任者としてスタートアップへの戦略投資を推進。
延10年余りの米国(主にシリコンバレー)での駐在および業務経験により、慶応大、大阪大他にてイノベーションおよびアントレプレナーシップ分野の教育研究にも従事。
現在、大阪大学国際公共研究科招聘教授および独立行政法人 工業所有権情報・研修館 知財戦略デザイナーを兼務しつつ、サンブリッジアクセラレート株式会社にて起業支援・ベンチャー投資(ベンチャーキャピタルファンド)に従事。工学博士(専攻は通信工学)。

用語説明:
GAPファンド
事業化に向けて、研究機関に属する研究成果と事業化との間のギャップを埋めるため、仮説検証のためのデータ(実験結果、計算結果)を得て概念実証(Proof of Concept:PoC)を得る、あるいは、試作品製作、ビジネスモデルのブラッシュアップ、等を進めるための資金。
2022年度より奈良先端大の教員、研究者、学生はKSAC GAPファンドに応募できるようになりました。

参考:
京阪神スタートアップアカデミア・コアリション(KSAC)