2021年5月8日（土）、五條市のハウゼックス株式会社（中村俊久 代表取締役会長）の敷地においてユーカリの植樹を行いました。このイベントは、本学の新名惇彦 名誉教授が理事長、出村拓 デジタルグリーンイノベーションセンター長が理事を務めるNPO法人 五新線再生推進会議の発案企画により実施されました。
「五新線」は、かつて吉野杉など木材輸送を念頭に置いた鉄道建設構想でしたが、輸入外材の貿易拡大に伴い中止となりました。NPO法人 五新線再生推進会議では、「五新線」を合言葉に過疎化や林業の衰退が進んでいる地域の復興を進めるために、様々な取組みを行っています。令和元年度には過疎地域自立活性化優良事例（総務省）全国過疎地域自立促進連盟会長賞を受賞しています。
ユーカリは成長が早い広葉樹で、そこから取れるユーカリオイルは様々な用途に利用可能です。またオイル回収後の廃材は、バイオマス発電への利用も検討されています。今後、ユーカリ植樹を中心とした過疎化対策、SDGs達成に関わる取組みを進めたいと考えています。
