今回は、人口減少問題に関する提言を続けている河合雅司氏をお迎えし、「先端科学技術は日本を救うか? 人口減少社会で求められること」をテーマにご講演いただきます。河合氏は人口減少問題を我が国が直面する最重要課題の一つとして捉え、現状の法律や制度での対応や、従来型の拡大成長路線だけでは解決が困難であると指摘されています。その上で、人口減少によって生じる様々な社会課題に対し、先端科学技術がどのような可能性を持ち得るのかを、本学学生・教員らとともに考えたいとおっしゃっています。人口減少・少子高齢化は、地域社会や産業構造のみならず、教育・研究機関の在り方にも大きな変化をもたらしています。本講演を通じて、科学技術と社会実装の観点から、持続可能な社会の実現に向けた科学技術や大学の役割について議論を深めたいと思いますので、ぜひご参加ください。
第11回 研究者のための社会実装ワークショップ
日時:2026年7月17日(金)15:10~16:40
会場:バイオ棟大講義室(L11)
参加申込:こちら (申込締め切り:7月7日(火))
備考:本WSはデジタルグリーンイノベーション特別講義(7032) の講義科目に指定されています。
講演者:河合雅司 氏(奈良先端大 客員教授、一般社団法人人口減少対策総合研究所 理事長)
演題:先端科学技術は日本を救うか? 人口減少社会で求められること
要旨:科学技術力は時として社会を大きく変えます。しかしながら、「国難」と言うべき人口減少問題を技術力で解決をしようという機運は乏しいのが現実です。政府は法律や制度の場当たり的な手直しでお茶を濁し、企業は相変わらずの拡大成長を追い続けています。これでは局面は変わりません。
私は日本の科学技術力を信じます。そこで今回は、人口減少がもたらす課題を皆さんに投げかけようと思います。それらの課題は技術をもって解決し得るものなのか教えていただきたいからです。
むろん、即座に結果を求めようということではありません。先端科学技術が人口減少日本を救う可能性について一緒に考えましょう。
講演者のご紹介:中央大学をご卒業後、産経新聞社に入社され、政治部編集委員や論説委員などを歴任された。現在、作家、ジャーナリストとしてご活躍されており、一般社団法人人口減少対策総合研究所理事長をはじめ、奈良先端大客員教授、高知大学客員教授、大正大学客員教授、さまざまな政府関連会議の委員を兼務されている。累計100万部超のベストセラー『未来の年表』(講談社現代新書)シリーズの上梓をはじめ人口減少問題における日本の第一人者としてご活躍されている。「ファイザー医学記事賞」大賞、「文藝春秋読者賞」など受賞。
主催:デジタルグリーンイノベーションセンター(CDG)、国際連携・人材開発推進機構(SIGL)、NAIST J-PEAKS
